少年忍者結成2周年によせて

 

突然ですが、今日、6/9は何の日でしょう?

この文章を読んでくださっている皆さんなら即答だと思うけど、そう、今日は記念すべき少年忍者結成2周年のおめでたい日です。

そんなおめでたい日に、普段言えない(普段から字数ギリギリのツイートしまくってるだろというツッコミは受け付けません)少年忍者への思い、感謝、多少のメロなど…ゆるっと書いていこうかなぁ、と思った次第でなのであります。本来なら前もって準備しておいて日付が変わった瞬間に載せるものなんだろうけど、そこは目をつぶってください(前もって準備しとけ!)。

 

とは言いつつ、わたしはテーマを決めないと無限に駄文を制作し続けてしまうので😅今回は、少年忍者がメインテーマに書いていこうと思います。

 

わたしが考える少年忍者の良いところ(もちろんたくさんありますよ!)は、大きく分けて

 

①いろいろな環境から来たメンバーが揃っている

②みんな精神的に大人である

③別れを経験している

 

の3つだと考えています。何言ってるんだこいつ…?と思われる方のほうが多い気がするので、自己流(あくまでも自己流ですよ!)の解釈を以下に記しておこうと思います。

 

まず、①(色々な環境から来たメンバーが揃っている)について。

わたしがJr.担になった頃(4〜5年前です)から、すでに少年忍者の一部のメンバーは色々なグループのバックで踊っていました。11〜13年組と呼ばれる、ジャニーズ純粋培養のチームですね。少年忍者を支えているのはやはり彼らだと思っています。彼らの経験値はやはり凄まじく、雑誌でも舞台でもTVでも機転が聞き、理知的で冷静で、王道のアイドルとしてふさわしい行動とは何か、というものを理解して行動している、と感じる機会が多くあります。

次に、15〜16年組のメンバー。わたしは個人的に、この層に当たるメンバーは個性のメンバーで、少年忍者のアクセントになるメンバーが多いな、と思っています。向上心が強く、ダンス、歌、楽器、空気感など、自分の武器はこれだ!という意志を強く持ったメンバーが多い印象です。

そして、18年組のメンバー。正直、こんなに一度に入所するのは珍しいな〜と思います。彼らのいいところは、新しくてまっすぐなこと。入所してすぐに、実力者に囲まれたグループに入ること、一見エリートコースに見えるその道がどれだけ大変か、という話を、掛け持ち先のグループのメンバーが昔していました。色々なスキルを標準装備として求められる少年忍者で、折れずめげずへこたれず、先輩に追いつこう追い越そうとまっすぐがむしゃらに頑張れる根性を持っていることが一番の強みであると考えています。

 

このようにざーっと勢いで書き連ねただけでも、大きく分けて3つのタイプが揃っているのが少年忍者です。こんなにみんなタイプが違うのにグループとしてきちんと成立しているという事実、なかなか凄いことだと思いませんか?わたしは思います。(押し付け)

 

次に②(みんな精神的に大人である)に移ります。

先ほども言った通り、少年忍者メンバーのJr.としての歴は本当にバラバラです。でも、歴の差があるからといって仲良くなかったり、ということが一切ありませんよね。他にも、これは特に歴が長い子に関してですが、少年忍者の形が固まってきた頃、まだダンスもおぼつかないような入りたての子とグループを組まされるの、嫌だなと思った人もいるはずなんです。むしろ思わない方がおかしい。でもそれも受け入れて仲良く、歴が浅い子に積極的に教えてあげるなど、切磋琢磨して向上しようとしている。

また、5忍者がなし崩しに解体されてフロントメンバーが入れ替わった時、直近ではクリエのために高校生メンバーがF、Gに別れ、立ち位置に変動があった時、当事者として辛かったメンバー、変化に動揺したメンバー、たくさんいたと思います。特に5忍者は少クラでも"5忍者"としてテロップが出ていたし、帝劇でも、諸々いたちびっこ忍者Jr.の中で衣装が明らかに5人だけ違って、グループとして固まりつつありました。5忍者with他のJr.、というふうに扱われるのが辛かったメンバーもいるはずだし、その5忍者が無くなったことによってフロントを下がったメンバーがいたり、かなり変動があった時期だったと思います。でも、その揺れをパフォーマンスに出さなかった。立ち位置に不貞腐れたりしなかった。本当に、とにかくみんな大人なんです。少年忍者に成人済のメンバーはまだ1人もいません。それなのに、ずっといた子、最近入った子、それぞれが今自分が何をするべきか、大人よりも分かっているんです。だからあんなに、Jr.史上でもなかなか類を見ない大人数グループでも、きちんとまとまりがあるんだなぁ、と最近ひしひし感じています。

 

かなり長くなってしまいました。最後、③(別れを経験している)についてです。

これは正直、全Jr.が経験することだとは思います。ジャニーズJr.に確実な明日はありません。数年前の雑誌を捲ってJr.のページを見てみると、今はもういないJr.がわんさか出てきます。

2019年春の少年忍者クリエのオーラス、かなりのメンバーが泣いていました。どうしたんだろう、とオタクがざわめく中、2人のメンバーが事務所を去りました。ひとりはアクロバットがとても上手で、少年忍者のダンスパフォーマンスには欠かせなかった子、もうひとりは18年に入ったばかりで、持ち前のコミュニケーション力を生かしてたくさんの忍者メンバーとISLAND TVを上げていた子。プロフィールから名前が消え、動画が削除され、少クラにも雑誌にも映らなくなる。初めからまるでいなかったかのように扱われる。文字で書いてしまえばそれまでですが、同じ「少年忍者」というチームで活動してきた仲間がいなくなってしまうというのはやはりショックだと思うんです。また、今年の夏頃まで一緒に活動していたメンバーがいました。彼は今どこに行ってしまったのか、オタクにはわかりません。本人たちが行方を知っているのかどうかは分かりませんが、彼はまだプロフィールも、彼が映った楽しそうな動画もきちんと残っています。こういう不安定さが、少年忍者にはまだあったのです。いや、今もあるのかもしれませんが。

アイドルはかなり制約の多い職業です。好きに恋愛もできないし、学校行事とアイドル活動が被ることだってざらにある。自分も辞めて、前みたいに普通の生活がしたいな、と思っても何ら不思議ではありません。でも、彼らはアイドルであることを辞めない選択をしてくれている。そのことに対して、わたしたちオタクはどれだけお礼を言っても足りないくらいの感謝をしなければいけないな、と思います。決して辞めていったメンバーのことを悪いと言っているのではありません。アイドルであることよりも大切な他のことに人生の目的を見つけて、その道に進もう!と決めただけですから。

もうひとり忘れてはいけないのが、少年忍者からSnow Manに移り、デビューしたメンバーです。彼は3秒笑ってにも参加していた、大事な少年忍者のメンバーでした。このあいだまで同じステージで、同じ歌を歌って踊っていた仲間が違うグループでデビューし、どんどん有名になっていったこと、兄組と呼ばれるみんなは特に悔しかったと思います。それでも腐らず笑顔でステージに立って、わたしたちに素敵な夢を見せてくれる。アイドルでいることを辞めないでいてくれる。こんな言葉でしか表せないけれど、本当に本当にありがとう。感謝してもしきれません。

 

…ここまで読んでくださった方はいらっしゃるのでしょうか…馬鹿みたいに長くなってしまいました。

わたしは今も、掛け持ちで少年忍者を応援しています。つい最近まで、わたしの骨は掛け持ち先のグループに埋める!という覚悟で、ほかのグループを自担という目線で見る気はさらさらありませんでした。勿論少年忍者のずっとパフォーマンスは見ていたし、名前も顔も覚えてはいましたが、正直に言って、ここまで少年忍者を本気で応援する未来があるとは思っていませんでした。本気で応援しよう!と思わせてくれたのは少年忍者全員の本気のパフォーマンス、工夫を凝らしたISLAND TV、どんな時でも手を一切抜かないその姿勢です。絶対に、絶対に報われて欲しいと思っています。

 

今日で少年忍者は2歳になりました。少年忍者に所属している22人も、かつて少年忍者だった男の子たちも、全員が必ず幸せになって欲しい、幸せになるべきだと思っています。

 

 

少年忍者のますますの発展と、メンバー全員の幸せを祈って

 

2020年6月9日    ぽよ